結論からいうと、答えは
【昆布が生きているから】
昆布から出汁が出るのは、昆布が死んでいるときです。
昆布はどうやったら死ぬのかというと、
- 乾燥させる
- 熱湯に入れる
このどちらかといわれています。
浸透圧が関係していると思われがちですが、昆布が生きている間は浸透圧が低くなる真水に入れたとしても出汁は出てきません。
これは「選択的透過性」というメカニズムが関係しています。
生きているときは、必要なものを体に残したり取り入れたりして、不要なものを排出するというメカニズムが正常に機能しているのです。
これは、人間も同じです。
昆布のうま味はグルタミン酸ですが、これは昆布にとって必要なものです。
そのため、選択的透過性によって、外に出ていかないようになっています。
ところが、昆布が死んでしまうとこのメカニズムは機能しなくなるため、グルタミン酸は出汁として外に出ていくというわけです。
ためになったね〜〜〜
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